当社の強みは、多品種少量生産の細かいオーダーに対応できる技術力にあります。
スタッフは各担当工程のエキスパートであるだけでなく、複数工程の加工技術を兼ね備えているため、
互いの連携・協力によって、お客様からの要望に柔軟に対応することができます。
人材育成では、先輩から新人への技術継承のほか、社外研修・セミナーへの参加、社内勉強会、国家資格受験など、
技術向上への取り組みを全面的にバックアップしています。
また社内では職能級制度を設け、毎年春、自己申告と評価・審査による昇級を実施。
この取り組みは、スタッフのモチベーション向上につながっています。
当社では、産業機械やロボット、医療用金型など、幅広いジャンルのモノづくりの機械の一部となる部品や
治具を製造しています。
その部品のほとんどは1点、もしくは2~3点、あるいは小ロットのオーダーメイドになります。
お客様からの要望は、すぐに対処できるものもあれば、難解なものもあり、時にはお客様の試作段階から
「どの材料で?」、「どんな工法で?」といったご相談をいただくものもあります。
私たちはそんなお客様の要望を我が身の課題として真摯に捉え、スタッフ全員で知恵を絞り、
アイディアを出し合いながら解決しています。
当社では、図面に基づけば良いというのではなく、お客様の要望に基づいて仕事をするというスタンスを
第一にしています。
どうしたら満足度を高められるのか。どうしたらミスや無駄をなくせるのか・・・。
その手段として、過去の作業データからクレームまで全ての情報をストックした当社独自の生産管理システムを構築。
蓄積した経験値を、ミスやムダ、ムラ、ムリのない業務遂行に生かしています。
このシステムには、素材の選択(金属の種類)から加工法、作業手順、測定法、品質情報、納期、売上げまで
全てのデータが集約されています。
スタッフはこのデータを元に、クライアントからの要望を瞬時に解析します。
その迅速さ、正確さは他社の追随を許しません。
当社の強みは、素材の調達から切断、切削、研削、表面処理、測定、検査、納品まで、
すべて社内で対応できる一貫生産体制にあります。
各製造工程に必要な設備や機材もすべて社内で整備しています。
一方で、当社には創業当時から数十年にわたって取引のある協力会社が50社ほどあります。
受注が重なった場合、大量受注の場合には、協力会社に依頼し、作業分担することで納期を厳守しています。
品質保証は、当社の規定に従い実施いたします。
各協力会社は、それぞれの技術のプロであり、長年の取引による信頼関係で結ばれています。
当社の短納期・高品質はこうした連携体制にも支えられています。
当社の高い技術力を支えているのは最新鋭の機械設備です。
当社では積極的な設備投資を行い、業界に先駆け最新鋭機器を導入してきました。
加工機では5軸加工機やCNC旋盤、ワイヤー放電加工機、円筒研削盤など、測定機器では三次元測定機や形状測定器、
画像寸法測定器などを駆使しています。
これにより、お客様からの要望にミクロン単位(1000分の1ミリ)の精度で応えられるようになり、
信頼を獲得してきました。
近年では「難儀な高精度加工は桐谷にもっていけば安心」という嬉しい評判もいただいています。
お客様が求める精度に応え、期待以上の満足度を提供するには、徹底した品質管理が必須です。
その一つとして、当社では高精度測定のため、金属の温度変化による膨張・収縮を防ぐため、
測定室の室温を通年20℃に設定し、サブミクロン単位の高精度を保持しています。
また、ISO9001に準じた社内管理体制「KRS(桐谷スタンダード)」を制定し、
厳格な検査・管理にも取り組んでいます。
KRSでは、測定機器は年に1回、ゲージ類は半年に1回の定期検定を実施。
測定手順をマニュアル化し、作業中に発覚したミスや不具合を次工程に流出させない体制を構築しています。
当社では、この仕組みを基本に、受注から出荷まで全工程の管理状態の維持向上に努めています。
株式会社桐谷鉄工へのお問い合わせは、電話やメールフォームで承っております。
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